三寒四温?春だなぁと思います。
医学的に、春は最悪の季節、と言われます。安定しない気候に、身体が疲労し、様々な症状を持ちやすいからです。
その不調の原因は、自律神経。自律神経は心身の全てをコントロールする。
より、春は、躁鬱、イライラ、頭痛、耳鳴り、めまい、気管支過敏による咳、食欲異常、汗や便などの排泄異常、様々な症状が現れやすい。
中医学において自律神経の働きは、五臓の「肝」と深く関係していると考えます。
【肝の主な働き 】
① 気血水の巡りを主る
② 血を貯蔵する(精神安定にも関与する)
肝を整えよう
【気の巡りを促す食材】
春菊、セロリ、パクチー、 しじみ、あさり、オレンジ、 ミント、カモミールなど
【推しツボ】
太衝、内関
また、○完璧を求めない○ストレスを溜めない○「適度」な運動
【血を補う食材】
レバー、卵、しじみ、ほうれん草、 小松菜、ごま、黒きくらげ、いちご、 レーズン、なつめ、クコの実の実など
【推しツボ】
三陰交
また、○偏食・少食、生もの・冷たい飲食物の摂取を控える ○充分な睡眠をとる○目の使い過ぎに注意する
また、肝は「青」に深い関与がある。
自然の青は、肝を栄養し、人工の青(ブルーライト)は、肝を消耗させる。
春は、気候だけでなく、人間環境も変わる時期。
より、余計に乱れが起きやすい。
また、陽気に誘われ、気が上がりやすい。
虫たちは、冬場をしっかり休んでいたので、気血充分に活動出来る。しかしながら、人は違う。忙しい時期なので、休息が足りず、気血が充分でない。より、空元気であることが多い。
「ヨーイ ドン!」はしないように気を付けましょう
尽力させていただきます