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2023
3月
11
3つの“よ”
こんにちは👋😃
温かですね~春はもうそこに🌸
陽気に誘われますよね。
でもね
落ち着いて😄
連日、以下を訴える患者様が多いです。
○眠れない、浅い
○眩暈がする
○頭がフワフワする
○ソワソワして気持ちが落ち着かない
または、腰を痛めた、転んだ、捻挫した、そんな方もいます。
気だけが急いで身体が付いてきていない💦
春の病ですね💦
東洋医学において、春は風の季節。
揺らぎの季節。
症状も日替わりで、良かったり悪かったりで、安定がない。
大気が安定しない時、人の身体(自律神経)はそれに対して正常に反応します。特に精神面が安定しません。
季節の変わり目
年度の変わり目
コロナ関連の静から動への変わり目
変化というものが、こんなにも重なっている。
今年は、人のバタつきがスゴいなぁと感じています💦
患者様には、春は「3つの“よ”」だよと伝えています。
○余裕 ○余白 ○予防
今、スタートダッシュをしてしまえば、気の消耗は著しく、その先には、気の不足から、5月病、梅雨時季の鬱傾向を招きます。
深呼吸
動き始めた虫と同じように、ゆっくりペースでいきましょ🐜
お手伝いさせていただきます😌✨
2023
3月
08
診療日改定のお知らせ
患者様へ
いつも、あいのわ鍼灸治療院をご愛顧いただき、心より感謝とお礼を申し上げます。
誠に勝手ながら、4月より、以下の曜日を、原則として、休診日とさせていただきます。
【休診日】第2、4水曜日
※4月以降の休診日:木曜、日曜祝祭日、第2・4水曜日
(祝祭日、第2・4水曜日は、月の状況により、通常診療へ変更することがあります)
診療日が少なくなることで、予約が取りづらくなることが考えられます。
希望日時が限定的な方は、お早めのご予約をお願い申し上げます。
休みの時間を増やすことで、自身を栄養します。また、その栄養は、患者様皆様へ還元出来るものへとなります。
「与えることは生きること」
今後とも、あいのわ鍼灸治療院を宜しくお願い申し上げます。
ご愛顧いただけましたら幸いです。
あいのわ鍼灸治療院
院長 矢野 恭一郎
2023
2月
28
3月の臨時休診(3、15、29)、祝祭日特別診療日のお知らせ
患者様へ
いつもあいのわ鍼灸治療院をご愛顧いただき、心より感謝と御礼を申し上げます。
3月の臨時休診日、祝祭日特別診療日のお知らせをさせていただきます。
【臨時休診日】
〇3月3日(金):特別講演の為(師匠の講演のお付きの為)
〇3月15日(水):講師を務める、日本工学院八王子専門学校鍼灸科卒業式出席の為
〇3月29日(水):都合により
【祝祭日特別診療日】
3月21日(火・春分の日):通常診療させていただきます
宜しくお願い申し上げます。
あいのわ鍼灸治療院
院長 矢野 恭一郎
2023
2月
12
息抜きしましょ(^-^)
こんにちは👋😃
立春を過ぎ、陽射しに春を感じます。
しかし、風には冷たさがあり、花は咲き始め、鳥の声は多くはない。
変わり目ですね。
変わり目は、様々な体調不良が起きやすい。ここ数日多いのが、ぎっくり腰です。
現代医学において、腰痛の原因の8割は、不明とされています。そこに含まれるものとして、精神的なもの、と表されています。
この時季に起こる、ぎっくり腰について、東洋医学の視点から主な理由は、寒さ・冷えと気滞・気鬱の2つ。
寒さによる、身体の縮こまりから血液循環が悪くなり、筋肉が緊張する。
自然・人間環境から受ける、ストレスにより、気の滞りが起き、筋肉が緊張する。
日常においての対策は、ゆっくり湯船に浸かること、ウォーキングやストレッチ、深呼吸、気晴らし、過ぎないこと。
オススメのツボは、寒さ対策として、関元(かんげん)、太渓(たいけい)にホッカイロやお灸を。
気滞対策として、太衝(たいしょう)、陽陵泉(ようりょうせん)を指圧する。
まずは、下腹部を温めること、気滞対策のツボを指圧してみてください🙇
また、栄養学から診ると、運動器、整形外科疾患の多くの原因は、タンパク質の不足があります。
タンパク質、鉄分、吸収力を促すために、ビタミンCの摂取をすることが良いとされています。
ぎっくり腰は、一度の鍼灸治療で、ほぼ完治します。
予防が一番ですが、なってしまったら、早めにお越しください。
今日は、夕方から、婦人科鍼灸勉強会です✏️その前に、荏柄天神社へ行き、学生達のために合格祈願へ🙏🌸
2週間後に、はり師きゅう師の国家試験なのです!
日本工学院八王子専門学校鍼灸科3年のみんな、がんばれー\(^o^)/


2023
2月
04
気の上がり
旧暦の新年を迎えましたね!
明けましておめでとうございます\(^o^)/
陰陽五行思想によると、今年は「癸卯(みずのとう)」で「寒気が緩み、萌芽を促す年」希望が芽吹く春がやってくる、とされています。
きっと善き年になりますね!
さて、最近、このような患者様がとても多いです。
「お加減如何ですか?」
「元気です!」
しかし、詳しくを聞いてみると
眠りが浅い、便秘、頚(首)が硬い、手足が冷たいなどの症状があり
また、脈を診てみると、触れない程に弱かったり、緊張が強かったり。
この脈の状態では、血虚(血液の不足)、脳の緊張や興奮を診ることが出来ます。
元気ではない…
では、何故、元気と感じているのか。
それは「気が上がっている」、ハイな状態にあるということが考えられます。
コロナが落ち着いてきたことによって行動が増したこと、インフルエンザの流行などによる急なスケジュールの変更、お子さんの受験など家族のスケジュールに合わせている、年度末の仕事の忙しさなど、理由は様々。
年の始め、年度末は、何かとバタバタとしますよね。
一点に集中する、いくつかのことが同時期にあり考えることが多い、などがあると、視野が狭くなり、気は上がり、自身の身体、目には見えない身体の内の状態に気付けなくなります。
(因みに、気が上がると、浮足立つような状況になる為、躓く、転ぶなどをして、下半身を傷めやすい(;´Д`))
気が上がっている状態、実は、脳がストレス状態にあります。
自律神経でいう、交感神経が優位となっている状態です。
血圧は上がり、心拍が速くなる、筋肉が緊張する、身体が熱く感じるなどが起き、
日常では、行動、言動などがスピードを増し、早歩き、早食い、よく喋る、思考が回りすぎる、イライラしやすい、せっかちになりやすい。
脳は、ストレスが大敵という認識を持っています。より、どんな時でも、それから回避しようとします。
日常において、回避の方法の代表的なものは、お酒、タバコ、カフェイン、味が濃いもの(特に甘いもの)が欲しい、運動などです。
それらにより、ストレスから一過性の回避をしようとします。
ここで、え?と思われた方もいるかと思います。
運動です。
運動も過度にしている場合は、背景にストレスがあることが考えられます。
運動は、絶対的に良いもの、ではありません。
過度な運動は、筋肉、関節などを痛めるだけでなく、内臓や精神の状態を悪くするものとなってしまいます。
例えば、月に200㎞、一日換算にすると6㎞以上、ジョギングなど走ることをすると、脳血管障害や心筋梗塞など循環器障害になるリスクが上がるも言われています。
運動は、適度であれば身体に良いものです。しかし、同時に辛いものでもあります。その辛さを超えてやるということから、達成感が得らやすい。
この背景には、脳内ホルモンのドーパミンとアドレナリンの分泌があります。
ドーパミンは分泌されると幸福感を感じ、アドレナリンが分泌されるとやる気を感じます。幸福ホルモンとも言われるホルモンなので、必要なものなのですが、どちらも、闘争、興奮、アクセルと例えられる、交感神経が優位になることで分泌されるものです。より、運動のやり過ぎは、それらの分泌過剰となり、脳が常時興奮状態になるため、冷静さの欠如などに繋がり、元気であるという錯覚になります。
ランナーズハイとうものがありますが、その意味ですね。
気が上がる、ハイになる、ストレス状態は感情の過剰とも言える。
東洋医学では、感情を「五志」と言い、怒・喜・思・悲憂・恐驚としています。
どれも必要な感情ですが、過ぎれば、ストレス状態となり、精神や身体を傷めるとされています。特に、怒、喜、恐、驚また焦り、不安は、気の上がりが強くなります。
喜びは、最良の感情なのですが、「喜び過ぎは心を病む」と言われます。
嬉しい、楽しいを求めすぎるな、ということですね。
冬は、陰の時季。本来、活動的になる時季ではなく、エネルギーや栄養を蓄える時季です。
そうすることが出来ず、不足した状態にあると、陽気が上がってくる春になれば、余計に気が上がり、頭痛や耳鳴り、眩暈などが出やすくなり、その後には、気分の落ち込みが出やすくなります。
この冬を休めてない、休まっていないという方は、注意が必要です。
冷静に考えると、人間は生きているだけで消耗をしています。
過ぎること、をすれば消耗を早めることになるのです。
やはり、何かをするには、補いながら、休みながら、確認しながら、バランスを意識することが必要と思います。
気を落ち着ける、余裕、余白を持つということです。
そうなれるよう、東洋医学・中医学の立場から、お手伝いさせていただきます。