院長ブログ

2022

5月

13

一筋のひかり

「もうダメかもしれない」
そう思えたことが解消され、希望が見えることは、とても嬉しいことだと思います。

突発性難聴を発症した、ご新規の患者様。

入院加療をしても改善せず、不安のなか、数ある鍼灸院の中から当院を選び、お越しいただいた。

難聴に加え、耳鳴りとめまい、ふらつきを伴っていた。

東洋医学、中医学的に診断し、治療をさせていただいた。

治療後

「聞こえるー!」と喜んでもらえた(*^_^*)

院を出た後、お迎えにいらした、旦那様に「聞こえるのー」と仰っているのが外から聞こえ、こちらもとても嬉しくなりました。

医療、医学は、西洋・現代だけのものではありません。
それで治らない、分からないものなら、東洋医学があります。

鍼灸、東洋医学、中医学って、凄い力を持っているのです!!


2022

5月

01

やっと落ち着いた

3月下旬から続いていた、寝違え、ギックリ腰症状の患者様の波がやっと落ち着いた。

それは、毎日のようであった。

勉強会の仲間内では「春だね~」と話していた。

その理由は、大きくはふたつある。

ひとつは、春特有の天候の不安定さにある。春は、三寒四温といわれるように、気温の安定性がない。日毎または日中と朝晩の気温差が激しい。

より、日中の温かさを基準としてしまうと、朝晩の寒さに身体が反応し、強張りとなってしまう。

ふたつは、簡単な言葉で表すと、ストレスである。
まずは、気温差によるもの。気温差が7℃以上の離れがあると、脳はそれをストレスと認識し、自律神経が乱れると言われている。

また、人間環境の影響がある。
この国において、春は、環境が変わるタイミングである。引っ越し、人事異動、入社、入学など様々だ。
その変化に、精神的な緊張を感じない人はいないのでないだろうか。
それが、ストレスとなり、不眠、食欲不振などと同時に、身体の強張りが起きる。

それらが合わさることで、この時季に、寝違えやギックリ腰が起きやすいと、考えられる。

東洋医学、中医学的には、風寒と肝鬱である。

治療は、痛みの局所に合わせ、寒さを取り除くこと、気の巡り促すように、鍼と灸を合わせて施す。

多くは、一度の治療で治癒する。

今年の春は、今までに覚えがないほどに、乱れが大きい。伴い、患者様の症状も多種多様である。

日常に必要なことは、焦らず、急がず、穏やかにである。


2022

3月

27

奇病

奇病と呼んでよいのだろうか。

コロナウィルスワクチンの接種後に、症状を発症した、患者様にお越しいただいている。

突発性難聴、複視、腰下肢痛など。

どちらも、現代医学的検査をしても、因果関係は発見できていない。

しかし、因果関係はあるだろうと思っている。それは、患者様それぞれが、それ以前より、同症状を発症したことがある、または、日頃にその器官を酷使していたという事実がある。

想像であるが、弱い、または疲労している部分に対して影響を及ぼしているように感じている。

いずれの症状にしても、東洋医学的・中医学的診断をして、診させていただいている。そして、それらは、緩解また治癒した。

この事実に、個人的に、東洋医学・中医学の可能性を実感している。

また、このコロナ禍に、精神的ストレスから、多種の症状を持った患者様にお越しいただくことが多くなった。

東洋医学は「人を診る医学」と言われている。それら症状に対しても有効である。

患者様方から「助かりました」と伝えていただいている。

私は私の立場で、出来ることをやるのみである。

尽力させていただきます。

 


2022

3月

26

聞かせてください。

日々、臨床をしていると、自分だけの力では、どうにもならないものに直面し、その影響から症状を持った患者様を診させていただくことは、少なくない。

その場合、私の出来ることは、鍼灸処方をすることと、話を聞いてあげることです。

会話から、道筋を見付けられることもあります。

言葉は、感覚の集合体だと思う。

話すことで、痛みの原因や意味を知ることも出来る。

「楽になりました」会話のあとに、そう感じることは良くある。胸の詰まりが取れ、腹の重さが取れ、身体の緊張が取れることから起きたものであろう。

また、そこには、分かってもらえたという、安堵の気持ちや共感を得られたことの安心感も合わせ、あるのだろう。

医療には、会話が重要であると思っている。

痛み、悩み、辛さ、そのお話を聞かせてください。


2022

3月

13

日本工学院八王子専門学校鍼灸科

日本工学院八王子専門学校鍼灸科で講師を務めさせていただき、10年目となる。

今年度も残すは、卒業式のみとなった。

先日は、国家試験を終えた、3年生に対する、卒業生特別講演が行われた。今回は、私の師匠、金子朝彦先生に初めてお越しいただき、その講演のサポートをさせていただいた。

学生達は「臨床とは」という、テーマを総合的に学ぶことが出来たと思う。

また、臨床実習症例検討会も行われた。私も臨床実習の指導教員をさせていただいているので、それに出席させていただいた。

未だ続く、この状況下。学生達は、感染予防に細心の注意をはらいながら、集中を欠くことなく、また楽しみながら、3年間学んできたこと注ぎ、無事に終わらせることが出来た。

教科書に書かれたことと、実際の臨床の間にあるもの、鍼灸をすることの怖さ、結果が出たことによる、成功体験などを得られたことと思う。

この学校は良い。学生がとても素直である。

いよいよ、今週は、卒業式。別れは、少し寂しいが、巣立ちは喜ばしい。

その背中に、エールを送り、見届けたいと思っている。