院長ブログ

2020

10月

06

テレワークには運動をセットで!!

先日、ご新規の患者様にお越しいただきました。
主訴は「帯状疱疹」による背部から胸脇部の痛み。

帯状疱疹は、ヘルペスウィルスの一種である水痘・帯状疱疹ウィルスによって発症するもの。子供のころに水疱瘡を罹患すると、そのウイルスは脊髄から出る神経節という部位に潜伏します。通常は免疫力によってウイルスの活動が抑えられていますが、大人になっても疲れやストレスが加わると再び活動をはじめます。ウイルスは神経の流れに沿って神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹が出る帯状疱疹を発症します。

この患者様は、2か月程前に鎌倉にお引越しをされてきたそうで、その引っ越し作業がストレスであったとお話しくださいました。
都内にお住まいでしたが、この状況下に仕事がほぼテレワークとなったことから、環境の良いところへと考えられたそうです。

中医学において、ストレスは「気滞」気の滞りと考えます。気の巡りは、全身の血や水の流れを作っています。また、内臓活動を円滑にする働きもあります。より、気が滞れば、血瘀(血液循環の悪さ)、水滞(水の代謝異常)や内臓の機能低下などを引き起こします。

帯状疱疹においても、多くの場合はそのように考えます。
ストレスや疲れからの血液循環の悪さ、胃腸機能の低下から水分代謝低下が起き、体内に湿邪(湿気)が発生して停滞したことが合わさり、熱を帯びて皮膚炎として発症したと考えます。

治療においては、熱を冷ますこと、血液循環を促すことを治療方針とし、その効果を持つ経穴(ツボ)を処方します。また、この際には、ストレスケアや疲れの補うことも目的にします。

帯状疱疹の治療は確かに難しさはありますが、本質を見て、ケアすることで緩解することが出来ます。

治療後、この患者様からは「スッキリしました」と笑顔でお伝えいただきました(*^_^*)


2020

9月

28

ぎっくり腰の方が多いです。

先月からぎっくり腰(専門的には急性腰痛)の症状でお越しいただく方が増えております。一時期は毎日いらっしゃいました。

これを東洋医学的、中国医学的に診ると、多くの場合は湿邪(湿気)の影響でした。

湿邪の性質は粘脹性、粘滞性、重濁性、下注性。

ベトベトとしており、身体に影響することで気血の巡りを阻害します。阻害された気血は、渋滞を起こし、結果熱化して痛みを作ります。

これが最近に多いぎっくり腰症状のメカニズムです。

湿邪は停滞しやすい邪気なので、治りが悪いのも特徴です。

今年の気候を振り返ると、長い梅雨、梅雨明けからの酷暑がありました。より、今年は例年以上に湿度の高さがありました。
9月下旬になっても未だ蚊が飛んでいるのもそのせいかもしれませんね。

治療においては、熱を取り、湿邪を捌き、気血の巡りを改善させるように処方します。

本日も当日予約で、ぎっくり腰症状の方がいらっしゃいます。

皆様もお気をつください。


2020

8月

25

見たことあります?

先日、一日の診療を終えて院を出ようとしたときに、入り口にカマキリの抜け殻を見つけました。クリアでとても綺麗な色をしたものでした。

「カマキリって抜け殻になるんだ?」などと疑問を持ち、インターネットで調べてみました。いろいろが書かれていたのですが「縁起が良いものなのかな?」とも思い、見てみると、以下のようなことが書かれていました。

〇高貴な生き物だということをご存知でしたか?
〇非常に神々しい存在で、地球と一体化して生きている生き物
〇ほぼ自我はなく、地球に生かされて本能的に動かされており、純粋な存在
〇自分のすべてを宇宙エネルギーに任せているため、エゴや自己意識で行動することはありません

〇カマキリは縁起が良い
〇ギリシア語で“預言者”という意味があり、神様からの使いとしてメッセージを運ぶ存在
〇古代ギリシアでは、『良い未来をもたらす拝み虫』として大切な存在
〇カマキリの抜け殻はステージクリアのサイン
人生が好転する兆しですので、次のステージへと進むために自分を癒して、十分な休息を取る必要がある

このようなことは本当かどうか、また自分次第だと思いますが
良いことなので信じちゃいます\(^o^)/

皆さんも見られたことありますか?

(写真は撮り忘れてしまいましたので、お借りしたものです)

 


2020

8月

15

視点

気づくと、8月も終わりにかかっている。
あっという間という印象だ。

これも3月頃からのコロナによるものと感じる。
もう半年間、ずっとコロナだ。
きっと今年はこのままだろう。
とにかく、キホンノキをやり続け、気を付けていくしかない。

免疫力の維持、向上。気を補うこと。

先日、道すがらに以前よりお越しいただいていた患者様に久しぶりにお会いした。ご夫婦でお越しいただいていたが、ご高齢の方であり、コロナが聞こえてきてからは自粛して下さっている。

暫くお見えにならないのは、それだろうと思っていた。

お話を伺うと、大病を患っていらっしゃった。

この状況下、考えの一番最初にコロナが浮かんでしまいがちだが、病は様々である。
最前線の病院であってもコロナよりも他の病を患い、入院している方の方が割合では多いのでないだろうか。

世の中において、コロナは今一番の心配事であろうから、意識の表面にあると思う。表面化していることで、それに囚われて他のことを見れなくなっていたり、忘れていたりという状況にあるのでないだろうか。

私もその一人だったかもしれない。

一つ深呼吸
腰を据え
視野を広げて考えてみる

今は以前までと状況が違う。同じには戻らない。
合わせるように変わっていかなければならないのであろう。

しかし、人間の身体に目を持っていくと、その構造は遥か昔から変わっていない。
免疫力というものの向上や維持の為に必要な方法も情報として新しくはなっているが変わっていない。

健康というもの、病になるというもの

何故そうすべきなのか、そうなるのか

表面だけにとらわれるのでなく、本質を見るべきでないだろうか。

東洋医学の視点から入ると、様々な病の考え方の本質は大きくは変わらない。木に例えれば、枝葉が病や症状とすれば原因は根であるからだ。

今、私にできること…それも変わっていない。
とにかくご信頼いただく患者様の痛みや悩み、辛さの軽減に
要望に対して尽力するだけだ。

この患者様との時間は、一医療人、東洋医学に身を置く者として、今一度考えるきっかけとなった。

ありがたく思います。


2020

8月

04

桃が美味しい季節

旬な桃。お食べになっていますか?
桃の薬膳的効能は「生津、潤腸、活血、消積、平喘、補気、補血」
身体に潤いを与える、気や血を補うなどの効能を持ち、主には胃腸と肺に働きかけます。

夏場は湿度の影響もあり胃腸を傷めやすく、食欲不振を招く、また汗をかくやすいことから、気血の不足になりやすい。

旬の食べ物はその季節ごとに必要なものを人に与えてくれます。

今年は疲労を感じている方、時間の感覚が乱れている方が多いと思います。旬を頂いて、それらを整えるのも良いですよね。