院長ブログ

2021

4月

29

鍼って凄い!と思うのです。

ご紹介で、ご新規の患者様にお越しいただいた。

主訴は、頚の痛み。現代医学、整形外科的にいうと頸椎捻挫。

2週間前に仕事中に傷め、整形外科にかかるも、痛みは一向に引かず、仕事も休み、眠れない日を過ごしていた。

院のドアを開け、お入りいただいた時に「あ、お辛そうだな」と感じた。

下を向くような姿勢で、恐る恐る動く感じ。目だけを動かすようにして、姿勢は固まっていた。

両頚肩は鉄板が入ったように筋肉は硬く、背中、腰までに緊張感があった。

吸玉(吸角療法)と鍼を用い、治療させていただいた。

約1時間の治療。治療後には、向けなかった、左右そして上を向くことも可能となり「全然違う!\(^o^)/」とお言葉をいただいた。

また「助かりました。今日は寝れそ~」ともいただいた。

人にとって睡眠は、元気、血液を補う行為であるため、重要なものである。

この鍼治療での結果は、鍼灸師側からすると、不思議でなく、当たり前のようである。

しかし、これを患者目線で見てみれば、病院へかかり、薬や湿布を使うも、変化が見られず、2週間辛かったものが、一度の鍼治療で痛みから解放され、睡眠がとれる、無理なくお風呂に入れる、仕事に行ける、そのような日常に戻れるということは、感動的なものなのでないだろうか。

鍼灸師となり、臨床に立ち、18年目であるが、改めて、鍼灸の力は凄いな!と感じた。

東洋医学、鍼灸治療にまだ触れたことが無い方は、是非一度、そのドアをノックしてもらえたらと思う。


2021

4月

20

近くの良いところ。

コロナ禍にあり、行動の制限がある。

未だ、特効薬があるわけでなく、ワクチンの接種も進んでいない状況であるから、制限や距離をとることが感染拡大を防ぐための手段となっている。

この制限は、ストレスとなる。一説では、欧米で感染が拡大したのは、それが原因の一つとなったと言われている。
欧米は、歴史的に自由を求めてきた国であり、それが民族性となっている。その自由が奪われることでストレスとなり、免疫力の低下を招いたと考えられる。

テレワークを含め、行動の制限がある中、近くの良いところを探す方が増えたのでないだろうか。

当院においても、コロナ禍になってから、普段は東京へと仕事に行っていた方が患者様としてお越しいただくことが増えた。

「妻から聞いて」「友達から聞いて」「ご近所さんに聞いて」

当院にご新規でお越しいただく、患者様は、殆どがご紹介である。

患者様とのご縁により作られている、鍼灸院である。

あいのわ鍼灸治療院を「近くの良いところ」と思っていただいたことがとてもありがたく、感謝の思いがあります。

ありがとうございます(*^_^*)


2021

4月

13

flow

未だに先の見えない、コロナの状況。

波のように上がったり下がったりを繰り返す数字に、ストレスや疲れを感じている人は多いのでないだろうか。

患者様の中にもテレワークをしている方は多い。この方々の身体に表れた共通点は、痛みやコリ。
これは明らかな運動不足があり、そこから血液循環の悪さが作られ、結果としてそれに繋がっている。また、動きが少ない状態でも水分や食事、間食などの量は減らず、または増えていることから、胃腸への負担があり、腹部に水の停滞を診る方が多い。

この血液の停滞、水の停滞を、中医学の用語にすると、瘀血、水滞(痰飲、痰湿)となる。

それらは、循環の悪さから成った病理産物だが、それ自体も気、血、水の流れを阻害する。

例えば、腹部に水滞が強くなれば、そこから下に行く流れは阻害され、食欲不振や吐き気、胃酸の上がりなどの上逆症状が現われる。また、場合によれば、咳やのぼせの症状も出る。

東洋医学の概念では、気、血、水は巡っていること、流れていることを善しとする。

テレワークだけに限らず、あまり外に出ない、一度座ったらなかなか立たない、少しの距離でも自転車や車、バイク、公共交通機関などを使ってしまう人には、流れの悪さを診ることが多い。

同じ状態の方は、上記のような症状を感じているのでないでしょうか?

健康は足元から、病は足元からでもあります。

適度な運動は、ストレスの発散ともなる、眼や脳を休める時間ともなる。そうすれば、気の巡りは良くなり、イライラの緩和にも繋がります。

使えるのであれば、出来るだけ足を使いましょう。


2021

4月

04

らくがき

休日の午前中に子供を遊ばせるために公園へ出かけた。

随分と使われていないことが想像できる、古びた遊具に

「バカ」

と落書きがあった。

少し懐かしかった。

子供の頃から、学校の下駄箱や駅のトイレで見つけた落書きは、大概その言葉が書かれていたように思う。

子供のやったこと。それに終わらせてしまえば、何の理由も無いことと想像してしまう。

しかし、それが大人の仕業であったら…または子供でも。。。

医療人となった今、このようなことを簡単にスルーせずに少し考えてしまう。

バカと書きたかった感情、バカと直接に言えなかった背景、直接に言うまでもないバカと感じた感情…

バカの二文字に込められた感情を色々と想像してします。

どちらにしても、人は感情を吐き出す、表現する場所が必要なのでないだろうか。

東洋医学、中国医学の考えを持ってくれば、内に溜めたマイナスの感情は、自身を傷め、気血の消耗や内臓を痛めることに繋がる。また、感情の詰まりは、気や血の滞りを作り、コリや痛みの発生となる。

もうすぐ臨床に立たせてもらい、20年になる。

「人には場所が必要である」

そのことを患者様との時間から、はっきりと認識している。

あいのわは患者様にとってのそれでありたいと思っている。

 


2021

3月

14

学生のみんな、お疲れ様!!

2月27、28日に第29回あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家試験が実施されました。

まずは、講師を務めさせていただく、日本工学院八王子専門学校鍼灸科3年生のみんな、お疲れさまでした!

今年度はコロナの影響で、完全リモート、分散登校、対面と形を変えながらの授業を進めていかなくてはならなく、異例の年となり、疲れかたは異常だったと思います。

合格発表は、約2週間後。

多くの学生が合格し、4月から鍼灸師の仲間となれることを祈っております!