院長ブログ

2018

12月

03

お水の話

人間にとって水は命といっても良い程に大切な物。
より、足りていることが良い。

足りない場合は身体は乾燥する。
余る場合は、浮腫みや冷えの原因となる。

一昔前から健康の為に1日に1.5~2ℓの水分を摂りましょう!とある。

東洋医学的観点からはこれは必ずしも正解とは言えない。

体内の水も自然界同様に流れていなくてはならない。
仮にそれだけの量を摂り、全くというほどに動かない、運動しないということがあれば、排泄は期待できない。ということは、体内の水分量は過多になる可能性が高い。

また、水分を多く摂ろうと考えた時に温かい物を摂るという選択をする人は殆どいないのでないだろうか。多くはお水でないだろうか。
冷たいお水をそれだけの量を摂れば、胃腸は冷やされ、消化吸収の機能は減退する。となれば、上記のような症状に加え、ダルさ、腹痛、軟便、下痢、食欲不振、痰が絡み咳が出る、不眠そして貧血などの症状を引き起こす可能性がある。

貧血は特に恐い。血は東洋医学において身体だけでなく精神的な栄養分でもある。
続き、酷くなれば、精神的なバランスを崩し、様々な症状を引き起こす。

もとよりに日本人は胃腸が弱い民族とある。
日本人においては1日1.5~2ℓの水分摂取は良いものとは言えないのでないだろうか。

ご自身の舌をご覧いただき、大きく、ぼてっとしていて、脇にボコボコと歯の後が付いている方は、体内に水分量が過多になっていることが考えられます。
今は摂るよりも身体を温めること、運動などをして出すことをメインとしていただくことをオススメいたします。
何事も余れば邪魔者になってしまうので。

逆に口や喉が乾く、肌が乾くなどがある方は体内の水分量が少ない可能性があります。水分を注意して摂ることをオススメいたします。摂り方は1日を通してチビチビ飲みが良いです。胃腸の弱い日本人は1度に摂ろうとしてしまうと吸収してくれません。お水は常温または白湯が良く、冷たいものは控えた方が良いです。
特に今年の冬は、夏場の酷暑の影響で乾燥が強くあります。呼吸器を中心とし、乾燥症状が出やすくあります。ご注意ください。

お水の摂り方、見直してみてください。

 


2018

11月

30

継続は力なり

70代女性の患者様からお伝えいただきました。

主訴ではなかったのですが、両下肢に下肢静脈瘤が点在し、下肢が見た目にボコボコとしていました。

腰痛を主訴に肩こり、膝の水腫などの愁訴がありました。冷えを伴いつつの全身的な血や水の流れが悪いことが原因であると判断し、その治療を月に2回、日頃の体調管理を兼ねてとご自身で位置づけてお越しいただいてきました。

腰痛、肩こりの痛みの軽減に伴って、それが改善され、患者様ご本人とご家族がビックリなさり、言葉をいただいた時には手を握って感謝の言葉を合わせてくださいました。

外科的な処置、薬の服用なくともそのような結果がありました。

そこだけを見るのでなく、大きく見る。

東洋医学の可能性は凄いものがあります。


2018

10月

20

養生

17(水)は臨時休診をいただき、ご縁をいただいている、日色先生(日色鍼灸院・横横浜中華街 http://hiiroitcm.com/)の講座に参加してきました。

お題は「中医婦人科学と養生」

東洋医学、中国医学には「治三分 養生七分」という言葉があります。
鍼灸師がどんなにベストな治療をしても、患者様の食事、睡眠、嗜好品などに病や痛みの原因があった場合、それらに改善がなければ、治るものも治りません。またはスピードが遅くなります。
治癒に至るまでには、70%の割合で養生が必要であるのです。

「怪我、病気は、自分のせい」という言葉もありますが、生活の中の悪しき習慣が原因となっていることは確かだと日々の臨床で実感があります。

では、どれが悪しき習慣なのか?それはなかなか分かるものではありません。
自分が一番見えないものですよね…。

東洋医学は人を診る医学。
患者様の体質、気質までも診ます。

当院では、感じ得た患者様の体質、気質をお伝えし、生活習慣改善のアドバイスをさせていただいております。

ご自身を知っていただくことは、病や痛みの改善には欠かせないことです。

患者様と施術者が一緒になって治癒へ歩んでいくのが東洋医学です。

まずは、その痛みや辛さを聞かせてください。

 


2018

9月

10

嬉しくて電話しようと思いました!

3ヶ月前より週に1度のペースで診させていただいている関節リウマチを患った女性の患者様。
長らくの西洋医学的治療を行ってきましたが、今一つ緩解が見られず、お越しくださいました。

変化があまり見られていなかった血液検診で嬉しい結果があり、ご報告くださいました。
〇CRP:先月1.3→今月0.6 基準値0.6~0.4以下
〇mmp-3:先月1200→今月670 基準値17.3~59.7女性
主治医の先生も驚いていたそうです。また、これまでの変化は鍼灸治療開始以前にはなかったそうです。

この結果を知らされた時、患者さんは嬉しくて、その場で私に「電話したい!」と思ってくださったそうです。

両手両足膝にあった関節の痛みの軽減、腫れも小さくなってきている。それが消失した指もある。目に見える変化以上にこちらが嬉しかったことは、長年の投薬治療により疲れていた精神があったが、それが上向きとなり、食欲も出てきて食事が美味しく感じれるようになった。ずっと行けていなかった、たった家から300mの美容院に歩いて行けたなどもある。
伴って着る洋服も色味が明るい色、暖かい色となってきた。

いただく言葉にも「希望が持ててきました」とある。

とても とても 嬉しい症例です。


2018

8月

22

あいのわ

先日の新患さん。娘さんのご紹介でお越しいただいた。

主訴は腰痛。椅子からの立ち上がりなどが辛いものであった。
その他にも併発している疾患もあり、痛みを抱える母を見かねて、母に変わって娘さんがご予約。

問診時から疲れた表情、姿勢があり、内には張りつめたものを感じた。

介護などの家庭内事情があった。

治療後、無理なくベッドからも起き上がれるようになっており、また表情、声、姿勢に明るさがあった。

良かった。

「お支払いを」
「もう娘さんからいただいております」
「え、もう…あの娘、なんでそんなことを…」

涙の後には全てにもっと明るさがありました。

帰り際「贅沢な時間を過ごさせていただきました」といただいた。

相手を想う気持ち、思いやり、愛に挟まれて、幸せな気持ちになりました。

あいのわ です(^_^)