院長ブログ

2020

1月

17

温かくなりました

2年前から2週に1度のペースで治療と養生を目的にお越しいただいている、冷えを主訴とする50代女性の患者様。体温が1~1.5度の上昇となりました。

初診時に問診で伺ったことは
・子供のころから下半身の冷えが強い
・胃腸が弱く、軟便や便秘しやすい
・一度に多くを食べられない
・疲れやすい(家に帰ったらバタンキュー)
・貧血がある

などでした。東洋医学、中国医学的には、気血両虚、陽虚。
治療では、腹部、腰部を中心にお灸をし、しっかり内臓まで温まるようにしてきました。今では上記の症状は殆どなく、元気に過ごされています。

付随する変化は、思考の変化。
気虚のため、外的要因に対する免疫力が弱く、元よりにストレスに弱い、クヨクヨしやすい、マイナス思考でありましたが、ストレスを受けにくくなった、受けても上手く流せるようになった、マイナスからプラスへの転換がスピードをもって出来るようになったとご本人からお話いただきました。

気が補われてきた証明となります。

中国医学的鍼灸治療と日常生活においての食事や気持ちの持ち方のアドバイスによって、実際の身体症状が良くなったとともにこのような変化まで起きました。

患者様からは「2週に1度のこの時間、先生と話すことが私にとってとても大切な時間です」といただいております。

ありがたい。

当院の臨床のテーマは「生きたい方向へのお手伝い」なので、とても嬉しい思いです。これからも尽力させていただきます。


2020

1月

11

頑張らなければいけない時

先日よりご新規で40代男性の患者様に続けてお越しいただいている。

その方々の共通の症状は、頚肩の凝りを伴う頭痛、眼精疲労、のぼせ。
また、働き盛りでありながら、頑張らなければならない時ということも共通していた。

仕事の忙しさから、帰宅は深夜となり、睡眠時間も少ない状態。食事は適当になりがちでありながら、早食いをしてしまう。
そんな状態が続いていたために、心身の疲労があり、身体には熱量がこもっていた。

熱量はいつかは爆発してしまう。イライラや怒りの感情が強くなり、高血圧、頭痛、肩こり、発展しては脳卒中を招きかねない。
より、治療ではそれをおさめるよう処方し、日常においてはバランスを意識すること、余白をつくることなどをアドバイスさせていただいた。

男性は割合に今だけを見がちであるが、その先(その先の健康)も視野に入れていただきたいと思う。

この患者様方の治療後、カーテンを開けて出てきていただいた時の
緩んだ優しい笑顔がたまらなく最高のものです\(^o^)/

どんどん便利になり、スピードが上がっている時代。それに乗っていかなくてはならない人達もいると思う。

あいのわはそんな人達、頑張っている人達がたどり着きたい場所へ行けるお手伝いをしたいと思っています。


2020

1月

10

本年も宜しくお願い申し上げます。

新年のご挨拶申し上げます。

旧年中はあいのわ鍼灸治療院をご愛顧いただき、心より感謝とお礼を申し上げます。

本年も「生きたい方向へのお手伝い」をテーマに、治療と養生の両面で患者様の為に尽力させていただきます。

あいのわ鍼灸治療院、私は、鍼灸版の家庭医を目的としながら、婦人科疾患に力を注ぎつつ、難病指定疾患を診れる臨床家を目指しております。

精進いたします。

本年も宜しくお願い申し上げます。

あいのわ鍼灸治療院
院長 矢野 恭一郎


2019

12月

30

良いお年をお迎えください

12月28日の診療を最後に、令和元年の診療を納めさせていただきました。

患者様皆様に、一年のご愛顧を心より感謝とお礼を申し上げます。

今年も沢山の患者様とのご縁をいただき、それぞれの症状、それぞれの生き方をみさせていただきました。

私の、あいのわ鍼灸治療院の臨床、患者様を診させていただくことのテーマは「生きたい方向へのお手伝い」です。

それぞれの痛み、悩み、辛さが和らぐことで、食べたいものが食べれた、行きたい場所へ行けた、本心を思い出し、添うことが出来た。

そんなお手伝いをさせていただきたいと思っております。

どうぞ新年、令和2年、2020年も宜しくお願い申し上げます。

皆様の新しい年が健やかで良い年でありますように。

あいのわ鍼灸治療院
院長 矢野 恭一郎

 


2019

11月

25

血って大切!!

日本人女性の貧血の割合は、10人に1人、月経期の女性であれば5人に1人と言われています。
世界的にみてもこの数は多いと言われている。

血液が人間にとって唯一と言ってもいい栄養分。
心身の栄養分です。

それが足りていないということは重要な問題だと思います。

では、なぜ足りない状態となってしまうのか…
原因は多岐にわたりますが、一つには日本人が胃腸が弱い人種であるということがある。
その理由に考えられるのは、ストレス社会であるということ、湿度が高い国であるということ。
ストレスにより自律神経のバランスが崩れ、血液を作り出す場所の胃腸に影響すれば、消化吸収が上手くいかず、結果血液不足になる。また、東洋医学において湿気は湿邪とよび、脾(胃腸)を傷めると考えている。となれば、前記したことと同じになる。

先日にネット上で栄養学に関する投稿に出会いました。
割愛し記すと、ストレスを感じると体内のビタミンやミネラルとともにたんぱく質までもが消耗してしまうということ。
たんぱく質は、血液(赤血球)の構成成分でもあることを考えれば、ストレスが長期的に加わることで貧血になってしまうことが考えられる。

ストレス…殆どの人が感じているのでないだろうか。ストレスは外的要因と内的要因の両面があると思う。
誰かに何かにストレスになるものを与えられた。または、性格、気質上に生真面目である、せっかちでじっとしていられない、まあいいかとできない、思い悩みやすい、いつも何かを考えすぎてしまう、自己肯定が苦手、休むこと甘えることが苦手、他を許すことが出来ない…これらがあると日常的に消耗が強くあるために貧血となってしまう。

毎日の臨床でも血の不足がある方を本当に多くみる。それが原因でコリ、眼や口、舌、肌の乾き、冷え、動悸、不眠、立ち眩みや眩暈、疲れやすい、イライラ、不安、便秘、月経不順、不妊症、婦人科疾患などの症状を感じている。
実際の治療においては、血を補う補血の処方を施す。同時に生活指導として、たんぱく質、鉄分を含んだ食事の選択(食事の摂り方はとても大切!美味しく感じる、美味しいねと言い合えることまでが必要)、早めに寝ること、呼吸を整えた適度な運動、また自身を後にせずに最優先にすること、真ん中に置くことを意識することをお願いする。

不足を補うことは時間がかかる。焦らずにゆっくり、じっくり足していくことが必要である。

血の不足を感じている方は、早回しの時間を緩めることを意識してみてください。