イライラしないために

2018

4月

09

イライラ…しない人、しない日を探すことはとても困難な事なのではないのでしょうか?

イライラした後、イライラし怒った後って疲れますよね?(^_^;)

東洋医学においても、怒りの感情が持つ力は一番と言ってよい程に強く、出せばエネルギーは消耗し、閉じ込め、抱えれば他や内を傷めると考えます。

より、出来るだけイライラはしたくないですよね。

イライラの原因は様々だと思いますが、思いつく大きなものは
〇自分の流れを乱され、止められることでイライラする
〇疲れてきたら他を受け入れられず、イライラする
ではないでしょうか。

両者ともに共通するものは「器」だと思います。

器が大きければ、多少乱されても動じないし、疲れを感じたとしても差程でなくイライラしない。

この器。東洋医学の用語に置き換えれば「気」になります。
気の幅が広ければ、イライラは起きづらいと考えられます。

気の幅を広げるには、学びや体験、経験値を上げていくことは必要と考えますが、時間を重ねないとなかなかすぐにとはいきません。
その間にも「気を遣う」という言葉がありますが、日常の中で消耗していきます。

では、どのようにして日常の中で気を補っていくのか?

一つは、睡眠をしっかりとること
二つは、食事をしっかりとること

大切なのはこの二つです。
睡眠はしっかりととることで、記憶の整理や脳をクールダウンし、余白を作ることが出来ます。食事は、気血のもととなる成分の素です。気血が作られれば、身体だけでなく、精神的な栄養にもなります。食事においては、自身の体質を知った上で何をバランスよく摂りいれていくのかを知ることも必要です。

しかし、その二つが上手くできない場合は、またその原因を改善するようにします。

気を補うことは、あくまでも満たすことです。溢れるようにしてはなりません。
溢れないようにするためには、巡らせることです。必要なのは、動かすこと、動くこと、運動です。上記二つに合わせて程よく運動も取りいれてくださいね。

いつもイライラしやすいという方、矢印の方向を外に向ける前に
自身の睡眠や食事など生活習慣を見直してみてください。
それは、イライラを防ぐだけでなく、心身の健康にも繋がります。