「エアコンの風に弱いんです」

2015

6月

20

梅雨に入り、暑くなってまいりましたね。暑いだけでなく、1年の中で最も湿気のある季節の到来です(+_+)

以前にも記したように、湿気は胃腸に影響を及ぼします。梅雨から夏の時季は特に胃腸を労わりたい時です。腹八分目、冷たい物を摂り過ぎない、甘い物を摂り過ぎない などを気を付けて、バランスの良い食事を心がけてください。特に黄色の食材を取り入れるといいでしょう。南瓜なんかはとても良いですね(^_^)

さて、胃腸が弱いタイプの方で「エアコンの風に弱いんです…」という方はいらっしゃいませんか?恐らく多いと思います。

そんな方は、身体の中に“気”が少ないことが考えられます。

気には“防衛作用”もあり、外的なものから身体を守っています。また、この作用は、特に呼吸器・肺の関わり合いがあります。

エアコンの風に影響されやすいという方には、呼吸の問題、風邪を引きやすい、鼻閉鼻汁がある、アレルギーがある、肌が弱い、肌が白い、冷えがある、特に頚もとから肩甲骨の間が冷たいなどがある方が多いでしょう。

では、気を補うのにはどうすればいいのか?

気は胃腸=脾胃で作られます。上記してあるように、日頃から胃腸を労わってください。疲れを感じている時は「休憩!!」ゆっく~りと休んでください。

食事においては、雑穀類、きのこ類、豆類がいいですよ。

そして、ツボは以下のものを指圧してください。継続的に行えば、身体に変化が出てくると思います。

<太淵 たいえん>

手首のシワの上で、親指側の端。脈の拍動が触れるところ。呼吸器の働きを助けます。

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<足三里 あしさんり>

膝の下、外のくぼみから指4本分下で、スネの骨の際。気を補います。

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鍼灸治療、東洋医学は、対症療法ではなく、本質から見て、診ていきます!

いいですよ~\(^o^)/