養生の道~医は仁術~

2014

6月

16

万の事つとめてやまざれば、必ずしるしあり。

もし、養生の術をつとめまなむで、久しくおこなはば、身つよく病なくして、天年を保ち、長生を得て、久しく楽しまんこと、必然のしるしあるべし。

此の理うたがふべからず。

【現代文】

あらゆることは続ければ、必ず結果が出る。

養生の術も長く続ければ、健康な身体となり、長寿を全うして、人生を楽しむことができる。

このことを疑ってはならない。

【一言】

何事も継続が力なりといいますが、養生も同じだと、貝原益軒が三百年前に言っています。養生を習慣にして人生を楽しみましょう。