声が出る!~患者様の喜びの声~

2014

5月

02

男性20代の患者さん、風邪を引き、発熱後から2週間、思うように声が出なくなっていました。

風邪を引いてから、強い咳をしていたとのことで、それが原因の一つとなっていたと思います。

発熱時には身体の中の陰分(水分)が熱により少なくなってしまいます。この陰分が少ないと各器官を潤せない、また栄養分となる血の量や流れにも影響してしまいます。より、各器官の運動性が落ちてしまいます。

この患者さんの症状は、まさにそのようでした。

今回の治療にはその陰分を補う治療に加えて、声帯の働きが悪くなってしまっていることが考えられたので、声帯の働きを良くする為に喉付近にあるツボに鍼をし、治療させていただきました。

治療後…治療前には比べ物にならないくらいに声が出ており、患者さんご自身も「あれ?うそ?出てる!」と喜んでいました。

お仕事で電話対応が多いために、声が出ないと仕事にならないとおっしゃっていたので

良かった(^_^)

 

先日のテレビで歌手のEXILEの方がツアー中などは特に喉・声帯のケアに鍼をしていると話していました。

声が出ない…このような症状にも鍼灸治療はいいんですよ。

東洋医学、鍼灸治療の幅、可能性は本当にどこまでも大きい!