素敵なお話

2014

1月

21

今日は不妊治療で診させていただいていた患者さんが赤ちゃんを連れて来院してくれました。

出産には陣痛から42時間もかかったとか。辛い思いをした分、母となった喜びと実感、我が子を思う気持ちが強いと話してくれました。

 

この患者さんが妊娠が分かったほんの少し前の事・・・

患者さんはその日、仕事中に道路に横たわっているタヌキを見つけました。

残念ながら、車に引かれてしまっていたのでしょう。

このままでは可哀相だと、患者さんはそのタヌキを道の外れにそっと避けてあげました。

その数日後、患者さんのお腹には新しい命が宿ったことがわかりました。

患者さんや家族、周りのお友達は「きっとそのタヌキの恩返しだね」と皆で話したそうです。

 

生まれてきた赤ちゃんには、この時のお母さんの優しさをもって

すくすくと育って欲しいと思います。

心がほっとするいいお話をきかせていただきました(^^)