患者様のなかでも、このような症状を訴える方は少なくありません。
原因のひとつに「夜間低血糖」があります。
夜間に低血糖になると、アドレナリンが分泌され、交感神経を刺激し、興奮・緊張状態になります。
寝ているのに、闘っている状態にあるので、朝起きる時には、疲労感、頭痛、首肩の緊張を感じやすい。
※実際は、血糖値測定をしなければ分かりません
【主な夜間低血糖の原因】
・アルコールを飲む習慣がある
・夕食の量が少ない(低カロリー、糖質制限)
・糖質量過多
・インスリン抵抗性
・脂肪肝
・鉄欠乏
・副腎疲労 など。
【対策】
・ストレケア、適度な運動
・マグネシウム、ビタミンB6、ナイアシン、MCTオイルの摂取
・今日中、23時までには寝る
・血糖負荷の高い食材、アルコールを控える
・高血糖に気をつける:砂糖を控える。
特に低血糖になる、午後3〜4時に、砂糖が使われたお菓子を控える。この時間帯に摂ると、寝る時間帯に低血糖になります。
・日中の血糖値を維持する為、3食を摂る。補食をする(午後3〜4時に、おにぎりや干し芋などを摂る)
低血糖、中医学でいう「血虚」に含まれます。
血は、身体だけでなく、精神にとっても栄養分です。
栄養が足らなければ、「このままではヤバい!マズい!動け!獲物をとりにいけ!」と脳が興奮状態になります。
人間も、本能的に、生存することが最優先の目的ですから。
当たり前のようですが、血って、栄養って、とっても大事なのです!
貧血、隠れ貧血…
中医鍼灸においても、「補血」という処方があります。
補血し、心身の安寧の為に、尽力させていただきます🙇✨