先日、鍼灸治療における発表を目にする機会があった。
「2024年発表の台湾政府の2342万人のデータベースの研究で鍼治療を受けた患者さんは、脳卒中リスクが40パーセント低下した」
「2025年発表の韓国政府の5141万人のデータベース研究で鍼治療を19回受けた心不全の患者さんは死亡リスクが36パーセント低下した」(※神戸東洋医学研究会さんの投稿より引用)
素晴らしい研究結果だと思う。改めて、鍼灸治療による効果の素晴らしさを感じた。
WHOが鍼灸治療に対して「効果有り」と認定している疾患には、以下のようなものがある。
【運動器系疾患】
関節炎、リウマチ、頚肩腕症候群、五十肩、腱鞘炎、捻挫、腰痛、外傷後の後遺症
【神経系疾患】
神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、自律神経失調症、頭痛、めまい、不眠、神経症
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【呼吸器系疾患】
気管支炎、喘息、風邪および予防
【循環器系疾患】
心臓神経症、動脈硬化症、高血圧低血圧症、動悸、息切れ
【代謝内分泌系疾患】
バセドウ氏病、糖尿病、痛風、脚気、貧血
【生殖・泌尿器系疾患】
膀胱炎、尿道炎、性機能障害、尿閉、腎炎、前立腺肥大
【婦人科疾患】
更年期障害、乳腺炎、月経痛、月経不順、冷え性、不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎、耳鳴・難聴、メニエル氏病、鼻炎、ちくのう、咽喉頭炎、へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
これらは、鍼灸適応疾患の全てでない。
科学的に立証出来ないものを含めれば、その効果は、限りない。
人は「心身一如」一をみるだけでは分からない。どんなものでも原因は一つでない。
また、人違えば、日常も違い、経過や結果も違ってくる。さらには、自然の影響も受ける。
より、処方は多岐にわたる。
広くをみて、丁寧にみなければ分からない。
対症療法でなく、根本治癒を目的に、尽力させていただきます🙇
どんなものでも、是非ご相談ください😊