寒くなりましたね。
風邪の症状を訴える方が多くなりました。鍼灸治療も効果あるのですよー
ところで、「風邪を引く」と、当たり前のように、使っていますが、「引く?」と思いませんか?
これは、東洋医学の言葉であります。引く、というのは、引っ張り入れるということ。
気(=免疫力)の不足があり、風邪(ふうじゃ)寒邪(かんじゃ)の邪気を、払うことが出来ずに、体内へ引き入れてしまい、諸症状を起こすということです。
気の不足を起こす、主な原因は、
飲食の悪さ、寝不足、ストレス、動き過ぎや働き過ぎなどです。
免疫力低下のサインは、
肌の乾燥、軟便下痢また便秘など。
気血生成の源、免疫力の中枢は、腸です。腸を労りましょ。
キホンノキは、冷やさないこと。
【砂糖、小麦粉、お酒、乳製品、夏野菜】などは、冷やす効果があるので、摂取は控え目にしてください。
「医食同源」食事は大事。
「食」という字は、「人を良くする」と書きます。
「悪いものを食べてると、悪い人になっちゃうよー」などと、授業で学生達に伝えています😄
大きな視野・バランス
ひとつひとつ、今を大事にしていきましょー
【補気の主な食材】
玄米、さつまいも、山芋、大豆、カカオ、なつめ、南瓜、きのこ類、アボカド、うなぎ、鮭、えび、肉類、卵など
【補気の主なツボ】
足三里、気海、関元、合谷
足三里は、松尾芭蕉の「奥の細道」の序文にも書かれていて、足三里にお灸をしながら全国行脚をした、ということでも有名です。
松尾芭蕉も、気を補いながら歩いたのですねー
足三里、疲れのある方、胃腸の不調がある方、毎日でも指圧やお灸をしてみてくださいね。
尽力いたします!🙇