昨晩の出来事。
脳卒中に対する鍼灸治療と中国医学の勉強会へ参加した、帰りの電車内からのヒトコマ。
対面に白人の大柄のおじさん。 苦痛に顔を歪めていた。
手を置く位置、姿勢から急性腰痛様のものにみえた。
たまたま降りる駅が一緒だった。
席を立つことがやっとのようで、心配になり、声をかけた。
持ち合わせの英語、医療英語で。 流暢ぶるのは得意である(笑)
話してみると、急性腰痛ではなく、昔に自転車で転び、腰椎を骨折したとのこと。以来、ずっと痛みを持ち続けているとのことだった。丁寧にも手術痕も見せてくれた。
自分が鍼灸師であることを伝え、診立てた腰痛によいと判断したツボを2穴触り伝えた。
階段下でちょっとしたツボ講座。
ツボ刺激後におじさんは腰を動かし、言葉にしてくれた
「WAO Magic!」
そして、流暢ぶった「ありがとうございます」もくれた(笑)
足の運びが軽くなった後ろ姿に、僕の心も軽くなった(^_^)
“施すこと 与えることは生きること”