残暑見舞い申し上げます🙇
こう暑さが続くと、身体を動かすことが減りますよね💦しかし、それが減れば、起きてしまうのが、血や水の循環障害。
特に、血の循環の悪さは、痛みや病気を作りますので、見逃せません。
しかし、とかく、それは横に置かれがち。痛みがあれば、鎮痛剤を服用し、誤魔化す。でも、それは、「治した」ではなく「抑えた」であり、種が無くなった訳ではありません。
塞いだものは、時や場所を変えても、必ず出てきます。
血液循環の悪さを、中医学では「瘀血(おけつ)」と言います。
「瘀血の代表的な症状」
・身体に出た痛みが、刺されるような或いは絞られるような痛み
・痛みの場所が固定されている
・押すと痛い
・コリがある
・目の周りに黒ずみ
・手足末端が冷たい
・唇や爪などが暗い紫色
・皮膚に色素沈着が多い
・青アザがよく出来る
・肌が乾燥する、鮫肌
・生理痛(特に月経前から月経初期)
・月経周期が遅れぎみ
・生理に血塊が混ざる
・月経血が暗紫色
これら、ひとつでも該当するものがあれば、オ血があると認識してください。
「瘀血が作られる、主な原因」
・気虚:疲れやすい、胃腸が弱い
・気滞:ストレスを感じやすい、ため息がよく出る、イライラしやすい
・血虚:貧血、鉄不足などがある
・陰虚:身体がほてる、夜型である、睡眠不足がある、目や口、肌に乾燥がある
・その他:冷たいもの、辛いもの、甘いものが好き、浮腫みがある、痰が絡む
瘀血の改善には、原因の改善を合わせて、行う必要があります。
あいのわでは、それを行っています。
「瘀血に良い食材」
・黒豆・納豆・カカオ・おくら・玉葱・にら・プルーン・桃・鰯・鰻・ししゃも・甘酒・酢
「瘀血に良いツボ」
三陰交(さんいんこう):全身の血液循環を促します。指圧やお灸で毎日のように、刺激してください。
血液とは、心身にとって、最も必要な栄養分。栄養はあるだけでは🆖
巡ってはじめて、身体各所を栄養します。
例えば、腫瘍の類いは、全て、瘀血として捉えます。
血が巡らないことで、栄養されず、受けられなかった臓器は、酸欠、極限状態となり、それを発症すると考えられています。
中医学における、健康の定義は「心と身体が健康である」こと。
瘀血の改善は、必要不可欠です。
尽力いたします🙇