今年の暑さに思う。
自分が子供の頃に経験した夏では全くない。
「外出を控えてください」のアナウンスはなく、外で遊べない夏、では無かった。
変わったのだ。
今年の甲子園、史上初の二部制となり、朝と夕方に試合が行われた。
夏の開催自体に疑問視される声があったが、高校球児達の声は、夏にやりたい、だったそうだ。どこか日本人らしい。
危険な暑さが続くのであれば、住む場所や過ごし方を考えていかなければならないだろう。
ただ生きる、が許されなくなり
どう生きるのか、を考え、柔軟に対応していかなければならない。
東洋思想に「天人合一思想」というものがある。「天(自然)と人とは一体である」というもの。宇宙や自然と人体は相関関係にあり、人は自然の影響を受け、また自然も人の影響を受けると考える。
この気候を人間が作ったものなのであれば、人間が変わらない限り続くのであろうし、自然が変わらないのであれば、人間が対応能力を作っていくしかない。
共存共栄というバランス
人間は、きっと、その知恵や力を
広くに、また、自然、動物、人間の間に向けなければならなかったのでないだろうか。
辛い頭痛の時に鎮痛剤を用いるように、この暑さを凌ぐのに、エアコンの力を借りつつも、心身を内側から整えることをする。
ある意味、それが陰陽を合わせることになる。
陰と陽、内と外
相互、協調関係にあるが、人間の発生学から考えても、本質はいつの時も内側にあるといえる。
心身の整え方、東洋思想から生まれた東洋医学の必要性が高くなっているのは、間違いないと思っている。
視点の広さや考え方の柔軟性が求められているのだろう。

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