残暑見舞い申し上げます。
厳しい暑さのなか、多くの患者様にご来院頂いております。ご信頼を頂戴しておりますこと、心より感謝と御礼を申し上げます。
立秋を過ぎました。朝晩には、秋を思わせる風が入ってきているように感じます。
切り替えの時ですね。
毎日の暑さに、汗をかかない日は無いと思います。発汗は、必要なことですが、過ぎれば、害となります。
中医学では「汗血同源」といいます。
汗と血は、同じ源である為、汗をかくということは、血の消耗にもなるということです。
多量の発汗だけでなく、少量ずつでも、毎日となれば、それと考えます。
血の不足は、乾燥だけでなく、倦怠感、睡眠障害、精神不安定などもつくります。
また、肌や粘膜の乾燥を持ったまま、秋冬を迎えれば、風邪や感染症を引き入れやすくなります。
今この時から、補っておきましょう。
「補気補血」
○補気
・食材:玄米、山芋、大豆、南瓜、アボガド、葡萄、鰻、海老、肉類、卵など
・ツボ:足三里、気海
○補血
・食材:黒豆、黒胡麻、えごまの葉、ほうれん草、桃、赤貝、鮪、肉類、卵など
・ツボ:三陰交
補気補血に必要なことは、よく食べ、よく寝ることです。
それらが出来ない方は、まずそれを改善する必要があります。ご相談くださいね。
地震のニュースに不安を感じた方もいるのでないでしょうか。
今まで以上に、備え、を意識することが必要になったのだと思います。
確認する、物を揃えることだけでなく、いざという時に逃げれる身体にしておくことも必要なことだと思います。
整えること、予防すること、
お手伝いさせてください。尽力いたします