中医学の最古かつ最重要とされている「黄帝内経」という医学書があります。
僕も大切に留めているものを、冬の養生法を中心に、シェアさせていただきます。
冬の養生法は、
夜は早く寝、朝はゆっくりと起き、日の出日没に伴って起居すべきである。
欲望を潜めながら、すでに遂げたような満足感を保つ。
体内の陽気を洩らさないように、寒い刺激を避け、体を暖かく包む。
これに背くと、冬によく活動する腎気が傷む。
すると、翌春に足がしびれ、腰が曲がる病気になる。
養生法に則した聖人は、自然の変化に順応できるので、気候が狂っても、病気にはかからない。
より、養生法ほ、病気になってからの治療法ではなく、病になる前の予防法である。
つまり国を治めることと同じように、世が乱れてから手をつけるのではなくて、戦乱がおこる前にそれを防ぐのである。
病気が発生してから治療法を講ずるのは、まるで喉が渇いてから井戸を掘り、敵が近づいてから兵器を作るのと同じで、すでに手遅れではなかろうか。
如何でしょうか?
現代人は「過ぎている」と思っています。
中医学の醍醐味、養生、根治すること。
是非、心に留めてください😌