昨日、あいのわ鍼灸治療院は、2022年の診療を納めさせていただきました。
患者様、一年のご愛顧、心より感謝と御礼を申し上げます。
振り返ると、今年は、ずっと、気候の不安定がありました。
それに反応した自律神経。右に左に振られ、心身は疲労を感じたと思います。
より、身体症状のみならず、精神的な症状を持つ方が多くいらっしゃいました。
この気候の不安定性は、安定を取り戻すための過程なのでしょうか。
それとも、悪化の一途を辿るのでしょうか。
答えは、分かりませんが、後者の方が強いのでないかと思ってしまいます。
だとするならば、今後に必要なのは、その影響を大きく受けないような、心身を作っておくことと思います。
現実で言えば、全身をコントロールする役目の自律神経を整えておくこと。
整えておくことが、強化するという言葉になります。
自律神経は、変化や圧力、に反応します。
自然環境からのもの、人間環境からのもの。
「目には見えないものの影響は大きい」
手段はあります。
患者様には、お伝えさせていただいておりますが、簡単な言葉でおさめると、日常生活を整えること、過ぎないこと。
東洋医学・中医学の言葉に置き換えると、陰陽のバランスを調和させること。
中庸を目指すこと。
内(心)と外(体)を整える。
当院がやる、中医学的鍼灸治療は、それを目的としており、それが可能となります。
「これで明日からまた頑張れます!」
患者様方から、良く、そのようにお伝えいただきます。
人にとって、場所、は必要ですよね。
本音が出せる場所、心落ち着く場所、明日への活力が得られる場所
あいのわは、患者様のそんな場所でありたいと思っております。
私の臨床テーマは「生きたい方向へのお手伝い」です。
2023年、新年も宜しくお願い申し上げます。
尽力させていただきます。
健康から生まれたあなたの心の余白が、袖振り合う人へ向かう少しのやさしさになりますように。
2022.12.29
あいのわ鍼灸治療院
院長 矢野 恭一郎