患者様から「最近、枕が合わなくて眠れない」とお伝えいただくことは少なくない。
なかには、合う枕を探すために、次々にと変えている人もいる。
枕自体が合わないというのは実際あるだろう。しかし、今まで使っていて急に合わなくなるのは何故なのだろうか?
答えから言うと、枕のせいではなく、その人自身の問題であった。
どのような問題かというと、首や肩の緊張、コリが強くなっており、枕の高さや形状に合わなくなっていたということだった。
頚肩の緊張やコリは、姿勢の問題だけでなく、ストレスなどの影響から、自律神経の交感神経が優位となることで、肩に力が入っている状態から起きることが多い。
「ほら、肩の力ぬいて」と言われる状態である。
枕が…とお伝えいただいた患者様には、それがあった。
より、このような場合は、頚や肩のコリ、局所を緩めるだけでは効果は薄い。
自律神経のバランスを調整するよう、全身治療をする必要がある。
当院では、それを東洋医学・中医学の観点から、処方し、治療させていただいております。
もし、最近、枕が合わないと感じているのであれば、上記のような状態かもしれません。
交感神経は、アクセル、興奮状態。副交感神経は、ブレーキ、リラックス状態。
交感神経が優位となってる場合は、リラックスタイムをとることが必要です。
休めのサインです!