日々、臨床をしていると、自分だけの力では、どうにもならないものに直面し、その影響から症状を持った患者様を診させていただくことは、少なくない。
その場合、私の出来ることは、鍼灸処方をすることと、話を聞いてあげることです。
会話から、道筋を見付けられることもあります。
言葉は、感覚の集合体だと思う。
話すことで、痛みの原因や意味を知ることも出来る。
「楽になりました」会話のあとに、そう感じることは良くある。胸の詰まりが取れ、腹の重さが取れ、身体の緊張が取れることから起きたものであろう。
また、そこには、分かってもらえたという、安堵の気持ちや共感を得られたことの安心感も合わせ、あるのだろう。
医療には、会話が重要であると思っている。
痛み、悩み、辛さ、そのお話を聞かせてください。