新型コロナウィルスの感染拡大が未だに落ち着きを見せません。
ワクチン、薬が無い今はマスクをすること、手洗い、うがい、人との距離をとることくらいしか方策がありません。
マスクは外出時の最低限の自身と誰かを守るためのマナーと思いますが、梅雨に入り、蝉が鳴き始め、気温の上昇もあり、マスクの着用が苦しく感じている方が多いと思います。
マスクの着用の頻度や時間が長くなると咳の症状が起きすくなることが考えられます。
その考えられる理由を東洋医学的にお伝えすると
・連続的な肺機能圧迫から機能低下を起こし、気虚
・清気の摂り入れが弱くなることからの気虚
・熱の発散が出来ないことから内熱し、傷陰
・呼気を制限されることから気滞熱化し、傷陰
合わせて弁証すると気陰両虚となる。
マスクの連続的な着用は気陰両虚を招きます。疲れと乾きを主症状とし、咳、息切れ、口や喉、鼻の乾きなどが表れます。
マスクを外して良い時間、場所を作ることも大切と思います。
その際には水分を摂ることも気を付けてください。
(冷飲のし過ぎはダメですが!)