東洋医学的診断、治療が著効した例です。
先週の初診の患者様。主訴は頚(首)の痛み。
半年前運動時に痛め、以来、整体やカイロなどの治療に通っていたが一向に良くならずでいたためにご紹介でお越しいただいた。
結論から言うと、治療後に「感激です!」と笑顔いただいた。
今までに受けてきた治療、施術は局所であったとのこと。
しかし、この患者様、頭痛、浅い眠りに夢を良く見る、緊張しやすい、日常に追われている、口の乾き、高血圧、低気圧で体調が悪くなる、ほてりなどの症状を伴っていた。より、全身的な治療が必要と判断した。
中医学的には、肝心陰虚・血瘀と診た。
聞けば、家庭内の状況でずっと休みなく走ってきた。疲れを感じていたが休むこと出来なかった。
疲労はあれどお尻を叩いて日常を過ごしてきたとのこと。
疲労からの脳、神経興奮、自律神経のアンバランスが生まれてしまっている状態と感じ得た。
局所の緊張は強く、そこを緩めることに加え、手や足に必要なツボを取り、処方した。
治療後、頚の痛みは取れ、全身的にあった緊張が緩み、熱量が下がり、顔色が良くなっていた。
半年間の辛さが解消されたことに感激してくださり、他に感じている症状の改善に通いたいとお伝えいただいた。
今週は2度目の来院。入ってきていただいたときの笑顔がとても印象的でした。