肩痛みと耳鳴りがお悩みでお越しいただいたピアニストの患者様。
月に2回のペースでお越しいただき、5回目の治療で両方ともにほぼ消失した。
以後も体調管理の意味合いを含めてお越しいただいているが、先日に嬉しいご報告を受けた。
「音に丸みと奥行きが出てきた」
それはご本人の感覚だけでなく、調律師の方から言われたそうです。
「以前までは、強く尖った音を出していた。最近はそれがない。優しく丸みのある音になっている」
(プロの調律師の方って、鍵盤?を見ただけで、そのようなことが分かるのですね。やはり、プロ、職人という人は凄い!好きです!)
この患者様の肩の痛みや耳鳴りには、冷えと血液循環の悪さがあり、それが全体の原因であると診て、治療をさせていただいてきた。
それを続けてきたことで、症状だけでなく、姿勢、思考などにも変化があり、今までに弾けなかった曲に挑戦しようと思えるようになり、また弾けるようになったそうです。
素人なのでちゃんと伝えられないですが、この変化は演奏しているときの空間にも変化が出ているそうです。
東洋医学、中国医学は人を診る医学。本質を診る医学。
このような変化ももたらしてくれるのを改めて確認させていただきました。