僕ら医療に身を置く者がその患者さんに関われるのは、20%だと言われています。
治療、施術の力はたったそれだけの数字…。
けれども「助かりました」「救われました」「生き返りました」と言っていただけるのが実際。
結果、20%(も)関われているのだと感じる。
では、痛み、悩み、辛さの治癒に必要なことは何なのか?
それは力を合わせるということだと思います。
治療者、施術者の力+患者さんの力=治癒
因果関係というものがあるように、病、痛みなどには何かしらの原因があります。
それはその人の生活の中からのもの。食事や睡眠、運動不足、ストレスの言葉に入ってくる思考や感情の癖など、重ねてきた悪しき習慣のようなものが原因またはそのきっかけになることが多いと感じています。
ということは、治療者、施術者がどんなにベストパフォーマンスをしたとしても、また生活指導をしたとしても、ご本人が行動に移してくれなければ、それらはなかなか良くならないし、繰り返します。
東洋医学の強みは、病だけでなく、もっと大きな範囲の人を診るということ。また、養生を加えていることです。より、当院でも食事や運動を含めた過ごし方の指導をさせていただいております。
鍼灸や漢方をきっかけにご自身を見つめてみてください。
体質、気質などを知った、その上でご自身にあった養生をし、病や痛みの改善に取り組んでいきましょう。
段々と人生を美しくするお手伝いをさせていただきます。