花粉症が例年になく流行っていますね。今までに感じていなかった方でも今年は感じているようです。
実は花粉症はなりやすい体質があります。簡単ですが東洋医学的にお伝えいたします。
〇体質
・疲れやすい:気虚…気はエネルギー。気の不足は、免疫力の弱さにも繋がります。花粉の場合は、特に防衛の気、衛気というものが不足していると襲ってくる花粉を追い払うことが出来ずに受けてしまいます。東洋医学で言う肺、腎、脾、肝の弱さがある方は受けやすくあります。
日常の対策は、良く睡眠をとる、食事では豆類、きのこ類などを摂りいれて気を補うようにしてください。
・貧血がある:血虚…血の不足があると皮膚が乾燥状態、潤い不足となるため、水と油のイメージですが、弾くことが出来ずに花粉を受け入れてしまいます。また、血の不足がある方は気の不足を伴うことがあります。
日常の対策は、血を補いやすい、赤みの肉類、魚類、ほうれん草、棗、ドライフルーツなどを食事から摂るようにしてください。
・乾燥がある:陰虚…水の不足。血虚と似たようなもので、潤い不足のために花粉を受けやすい状態です。特に気温上昇がある日には症状が強くなる傾向にあります。
日常の対策は、水または白湯を一日の中でこまめに摂るようにしてください。
・ストレスを感じやすい:肝鬱…ストレスは免疫力を落とします。免疫力が落ちてしまえば、花粉を受け入れやすくなってしまいます。気が張ってる時はなかなか感じないかもしれませんが、気が抜けた時に「スッ」と受けてしまうと思います。
日常の対策は、運動、お風呂にゆっくり浸かるなど、ストレスの発散、気分の発散を心がけてください。
如何でしょうか?当てはまるものはありましたか?
薬を飲むのは簡単ですが、その前に出来ることがあります。
ご自身の体質をみて、是非お試しください。