3月6日、二十四節気において啓蟄です。陽気に誘われ虫たちが動き出す頃。
段々と春らしくなってきますね。
春は暖かく、咲く花たちも彩り綺麗で気持ちまで明るくし、外に出かけようという思いになりますよね。
しかし、医学的に春は四季の中で最も危うい時季といいます。
それには三寒四温が理由の一つにあげられます。
文字通りに気温が安定しないことが続き、自律神経のバランスを乱すようになります。より、様々な全身症状を引き起こします。
特に気温上昇がある日にはご注意いただきたいです。
気温上昇を東洋医学的な言葉にすると“陽気が上がる”となります。また、それにより強めの風が発生します。
陽気が上がれば、身体の中の気も上がり、風の影響を受けながら乱れます。より、上半身に気が集中しやすく、肩こり、頭痛、イライラ、めまい、ふらつき、のぼせ、熱感、腫れ、痒みなどが現れやすくなります。
また、日本の春の時期と言えば環境の変化がある時。入学、入社、転勤、引っ越しなどがあり、気を遣う、気が張る時ですよね。身体に力が入りやすくなり、肩こりが起きやすい時です。肩の力を抜くことが必要となります。
このような春の時季の症状にお家の中で出来るケアは足を温めること、足を揉むこと。春の時季でも意外とそれら症状がある人は足が冷えています。足を温めて、上半身に上ってしまった気を下に降ろすことで症状の改善を試みます。ご紹介するツボ押しと合わせて是非やってみてください。
きっと、気持ちがいい(^_^)になると思います!
当院での治療では、これらツボに合わせ、必要な全身のツボを加えて行っていきます。症状がある方、春の時季に何となくいつも調子が悪い方、どうぞご相談ください。