インフルエンザが大流行していますね。過去最高とニュースにもありました。
皆さんは大丈夫ですか?
そして早くも花粉が飛び始めているとの話もあります。
インフルエンザウィルス、花粉…東洋医学的にはともに外邪として捉えることが出来ます。
外邪が身体の中に侵入したことにより症状が起きたと考えます。
外邪の侵入を受ける…西洋医学的には免疫力の低下、東洋医学的には気の不足です。
気は日々の生活で消耗しています。言ってしまえば、生きているというのは気を使っているということです。
仕事を頑張る、家事を頑張る、子育てを頑張る…全部気の消耗になります。
または、「気を遣う」人や物や事にしていますよね。要はストレスです。これは大きく気を消耗させます。なので、ストレスが強かった、多かった後には風邪を引いたりなど、体調不良がやってくるのです。
では、日々の気の消耗はどうして補っているのか?
それの最たるものは食事と睡眠です。
食事と睡眠、とれていますか?疎かにしていませんか?バランス、質はどうですか?
それらが不足していれば日々の消耗に加わり、気の不足となります。
気の不足となれば、外からのものへの抵抗力が落ちる、免疫力が落ちるため、何かを患うことになります。
ご自身の生活またはバランス、見直してみてくださいね。
ここではそのサポートのために、気を補う力が強いツボ達を紹介しておきます。
毎日指圧などをしてみてください。
インフルエンザ対策、花粉症対策のためにも!
〇足三里(あしさんり):胃腸のツボです。胃腸は食事をして気を作る場所です。胃腸を健やかにして、気を作りましょう。場所は、膝の外側から指4本分下で、脛の骨の外側です。
〇合谷(ごうこく):これも胃腸のツボですが、肺の力を補う効果もあります。肺の働きの一つに衛気を巡らせるというものがあります。衛気は、バリアーです。胃腸と肺を健やかにし、衛気を身体全体に巡らせるようにしましょう。場所は、親指と人指し指の間です。真ん中あたりの凹んでいる所に取ってください。
〇太渓(たいけい):成長、発育、生殖を主る。生きていく上で最も必要な元気を宿す場所、腎のツボです。気の根本があり、衛気もここに宿ります。腎を健やかにし、元気を補いましょう。寿命は腎が決めています。場所は、内くるぶしの再頂点とアキレス腱の間です。