様々な痛み、症状を抱え、多くの患者様に当院へお越しいただいております。
痛みを負った状況、生活環境、食事、みんな違いますよね。より、痛みの状態も人それぞれ。こちらが治療で施すこともそれぞれの状態に合わせて変えていきます。
治療中、鍼とお灸を用いていくわけですが
簡単に申し上げると足し算引き算をしています。
足りないものは補い
余っているものは除く
滞っているものは流す
また
余分に熱ければ、その熱を除き
表面が冷えてれば、表面を温め冷えを除く
内面が冷えていれば、内面まで熱を到達させて中から温める
このようなことを治療中に、鍼とお灸を操作して行っています。
その際に多くの場合に“響き”を出します。
じわじわ~
グゥ~
スンッ
表現をすればこのような痛みではない感覚が起き、患者さん方は感じています。
個人的には、このような感覚を身体と脳が感じ取り、全身が動き出すのでないかと思っております。
人は行動をとる前に感情が動きますよね。
より、治療においては“感動”させることが必要であると考えております。
昔から「痛みの分だけ強くなれる」と言いますが
痛みではない、必要な“響き”で皆さんの心身の強さというか健やかさを手に入れるお手伝いをさせていただきたいと思っております。