花粉症の時季は人それぞれ。秋、この時期に花粉症に悩まされている方もいらっしゃいますよね。
花粉症自体、東洋医学的には呼吸器の弱りや胃腸の弱さがある方がなりやすいことが考えられます。
この秋の花粉症は、特に夏場の生活・飲食の状況が胃腸に影響を及ぼし、気の不足となり、外的なものに対する抵抗力が弱まってしまったものが主となっていることが考えられます。またこの弱りや睡眠の不足が呼吸器の乾燥をおこし、肺、鼻、肌に潤いが少なくなり、水が油をはね返すような、潤いによる抵抗力の低下から花粉の侵入を許してしまったものとも考えられます。
まずは、バランスの良い食事(特に雑穀類、豆類、きのこ類、お肉類が良い)、水分の補給、睡眠を気を付けてください。
また、ここでは呼吸器の力を補うツボをご紹介しておきますのでお気づきの時に指圧をしてみてください。目安としては1回3秒ずつの押圧をしていただき、ツボの場所がほんのりと赤くなるまで続けてみてください。
【太淵(たいえん)】手のひら側の手首のシワの上で、親指側の端(※肺、呼吸器を強くする、健やかにします)
【足三里(あしさんり)】膝のお皿の下から指4本分下で、脛の骨の外側の際(※胃腸に効くツボで、身体に気を補います)