鎌倉は海、山があり自然豊かで空気が綺麗な場所です。
遠方からお越しいただく患者様方も駅を降りた途端に空気が美味しく感じると仰います。
自然が豊か。これが鎌倉の一番いいところです。
しかし…(笑)夏場になると、山の湿気に加えて海の湿気が盛んになり、風の通りが少ない日は特に“む~ん”と感じます。
鎌倉は湿気も豊富なところなのです。
東洋医学において湿気は“湿邪”と表され、邪気のひとつに含まれます。
この湿邪は身体に影響すると、主に胃腸機能を弱らせてしまいます。
機能が弱くなると、消化吸収の力が落ち、胃もたれ、食欲不振、軟便、便秘、むくみ、頭重感、倦怠感、痰、咳、血液循環の阻害、思い悩みや決断力の低下などの症状が現れやすくなります。
湿邪はべっとり、ねっとりしたものですので、なかなか取り去ることは難しいものです。
この湿邪、まずの除去の仕方は、水分を摂った上で、運動をし、汗や尿の排泄を促すことです。体内の水の流れを作ります。
(ただし、汗をかいた後に止まりづらい、身体が妙に疲れるという方は運動を停止し、休むことを優先してください。気が少なく、身体が疲れている証拠です)
運動はなかなか(^_^;)という方はサウナで汗を出したり、特に夏場の時期は辛い物を食べて発汗を促すことがいいでしょう。
生活の中であまり良くないことは、味が濃い食べ物(特に甘い物)・お酒・タバコなどを多く摂ることです。これらは体内では湿邪に変わります。
勿論、鍼灸治療においても湿邪を取り去る方法はあり、加えて胃腸機能も高めることが出来ます。
ご来院いただいている多くの方からは「便秘しなくなったよ~ 通じが良くなったよ~」とお言葉をいただいております。また、治療後にトイレに行かれる方、お腹が空く方もいらっしゃいますよ。
お手伝いさせていただきます!
胃腸を大切にして、素敵で楽しい鎌倉ライフを過ごしてください\(^o^)/