腰痛を訴えていらっしゃった、40代男性の患者さん。
今までに整形外科や接骨院に長い間通っていたが、結果が思わしくなく、クチコミでご来院いただいた。
腰痛以外にも、頭痛・ストレス・疲れがとれない・花粉症・胃腸が弱いなどの症状を伴っていた。
3回の治療で腰はほぼ良くなり、現在ではその他の症状、体質的な部分を治療・コントロールしている。結果は良く、体質的な部分も変化が表れてきている。
この患者さんから「先生、この鍼灸治療は転ばぬ先の杖だね」と言葉をいただきました。
続けて「今までは、痛くならないと医療機関にはいかなかったけど、痛くなってからじゃ遅いんだよね」とおっしゃった。
嬉しかった!
東洋医学の醍醐味は「予防医学」今ある痛みの部分だけでなく、原因となる体質的な部分も診る、治療していくのが東洋医学・鍼灸治療。
そう、まさに「転ばぬ先の杖」です。
東洋医学の素晴らしさ、楽しさを広めたいと伝えてきたことが、身近なところから少しずつ浸透してきている。最近はこのような意識を持っている患者さんが増えてきています。
臨床家として、教員として、伝えていくことを頑張っていきます(^^)/