昨日の台風は凄かったですね。皆様のところは大丈夫だったでしょうか?
その台風の影響もあってか?ここ数日の寒暖差により風邪の症状を訴えている方が多く、本日も風邪の症状でお越しになった患者様がいらっしゃいました。
この患者様は昨日より寒気、くしゃみ、鼻水、喉の違和感があり、身体は全身的に冷えておりました。
問診・脈診・舌診から、まだ発熱には至らない、身体の表面に風と寒さが影響しているものと判断し、吸玉・灸頭鍼・お灸・鍼を上背部を中心(風寒の邪を取り去る効果のあるツボを選択し)に施術させていただきました。
施術後、患者様は寒気は取れ、喉の違和感も無くなり、顔と声の色まで変わっていました。恐らく発熱することもなく終えられることと思います。患者様からも「来て良かった~(^_^)」と言っていただきました!
残念ながら「ちょっと調子が悪いからキャンセルさせてください」といただくこともありますが、鍼灸治療の効果は未病から救急までです。また、コリや痺れなどだけでなく、内科疾患や精神系統の症状までと守備範囲は広いです。そして、更なる可能性も無限に。
ベストは「何となく…」のころに治療をしておくことですが、調子が悪い時こそ鍼灸治療の効果を実感していただけると思います。
※お話から鍼灸治療が今に適していないと判断できたときは病院の受診を勧めます。
まだまだ鍼灸治療というものは「・痛そう・何に効くのか分からない」というものが一般的にあり悔しい思いがありますが、ご縁をいただいた方から少しずつ少しずつ鍼灸治療の良さ、東洋医学が広まっていったら、幸せなことです。