春のこの時期になって頭痛が出てきた、またはいつもこの時期に頭痛が出るということがありませんか?
きっと、ふらつき・耳鳴り・ため息・瞼の痙攣・足がつるなどの症状を伴って。
この春の頭痛は東洋医学においては精神的緊張、ストレスが原因と考えます。
疲れていませんか?
春は気候の変わり目、寒暖差があり、自律神経のバランスが崩れやすい時期です。それに伴い、環境の変わる時期です。新しい環境に誰もが最初は気疲れしますよね。
この場合の頭痛は痛む部位がはっきりとせず、全体が脹った感じで痛むことが多いです。
対策としては、趣味のこと、好きなこと、身体を動かすなどを取り入れて、気の発散をまずはすることです。
また、ここではそれに対応するツボ【太衝 たいしょう】を紹介しますので、合わせて圧してみてください。
この春の頭痛以外にも症状を感じている方も多いと思います。
東洋医学における頭痛の主な分類を以下に記しますので、ご自身の症状と照らし合わせてみてください。
病院にかかったけど、原因となる病気が特定できない慢性の頭痛に悩ませられている方、その場合は東洋医学の特性が生きる分野です。
ご相談ください。
【主な頭痛の分類】
〇刺すように痛む(血瘀)
特徴:同じ場所がズキズキと痛む、夜間に痛むことが多い、後頭部から頸肩にかけて凝っていて痛む
まずできる対策:痛む場所、凝っている場所を蒸しタオルなどで温める
〇重く痛む(痰濁)
特徴:吐き気、食欲不振を伴う、二日酔いのように前頭部が重く痛む
まず出来る対策:飲酒やタバコは控え、適度な運動をして汗をかく。食事はあずきや緑豆などを摂る。
〇片頭痛様に痛む(肝陽)
特徴:耳鳴り、眩暈やふらつきを伴う、イライラし怒りっぽい、目の充血、側頭部が痛む
まず出来る対策:睡眠をしっかり取るように心がける。水分補給を心がける。