先日より、コロナ罹患後から、食欲不振となった患者様にお越しいただいている。その理由に、のどの詰まり感・痛み、「食べれないという不安感」がある。
また、不眠(小さな音で起きる)、背中の緊張、飛蚊症などを伴っている。
全ての症状の共通原因に「血虚」血の不足があると診て、処方している。
厚労省が発表する、コロナ後遺症に、【疲労・倦怠感、咳、息切れ、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下】などがある。
コロナは、腸を侵す、と一つには言われている。
腸の消化吸収の機能がダウンすれば、エネルギー、栄養を作り出せない。
身体各器官は、血液によって栄養され、機能する。より、血液を作り出せないことから、あらゆる症状が発症する。
中医学において、それら症状は、胃腸=脾胃の両虚から生じた気血両虚が原因と考えられる。
脾胃は、気血生成の源。
脾胃は、身体の中央にあり、そのから全身へと栄養の供給をしている。
「脾胃(胃腸)は、真ん中にあるんだ!」
この患者様の場合、
脾胃の両虚→気血両虚→心身の栄養不足となり、
身体症状に加え、不眠、不安感などの精神症状までが発症したと考えられた。
「心身一如」
週に一度、4診目を終えた。食欲不振、不眠、不安感の状態は、少しずつ良くなり、笑顔が増え、表情が柔らかくなってきた。
中医学では、各臓腑には主る感情があると考えている。そのうち、脾胃が主るのは「思」である。
脾胃が健やかであれば、良い思いが生じ、
思い悩むことがあれば、脾胃を傷める。
また、思は、全ての感情の種ともなる。より、脾胃を整えることは、感情・精神を整えることになる。
怒、喜、憂・悲、恐…感情的になる、感情・気持ちが落ち着かないがある場合は、脾胃の状態が良くないことが考えられる。
ストレスは自身で感じ、自身を苦しめるもの。
対症療法的に誤魔化すのでなく、奥にある原因に手を入れ、整えることが、安心感に繋がる。
人が一番求めているのは、安心感、であり、安心感は安定感になる。
尽力させていただきます。

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