4月から、東洋医学ライフクリエイティブ協会 https://www.kiryu-omlca.jp/ さんが主催する
「分子栄養学予防アドバイザーコース」を受講しています。
分子栄養学とは、(以下、東洋医学ライフクリエイティブHPより引用)
『カロリーは足りているけれどさまざまな栄養素が不足している状態のことを最近では「新型栄養失調」とか「質的栄養失調」とよんでいます。
分子栄養学は、約50年前にできた新しい栄養療法の考え方です。
提唱者はノーベル賞を2度受賞しているライナス・ポーリング博士。
正式には、分子整合栄養医学と訳され、英語ではOrthomolecular Medicineといいます。
不足している栄養を至適量摂ることで、体内の分子を正常化し、自然治癒力を高め、病気や症状が改善するという考え方にもとづいています。
食事や栄養を使って、生活の質を上げることができるとても有意義な考え方です』
『病気になってしまったら薬を飲めばいいと考えるのではなく、普段の生活のなかで病気にならないためにできることを提案します。
心と身体のバランスがよい状態をたもって、楽しく、ゆったりと歳を重ねるために、東洋医学と分子栄養学を柱にしてセルフメンテナンスのお手伝いをすることが、私たちの使命だと思っています』
このことに共感し、受講させていただくことを決めました。
それには、鍼灸臨床の場に立ち、21年目ですが、ご縁いただく患者様に「もっとちゃんと与えたい」「根治のお手伝いをさせていただきたい」というものがあったからです。
東洋医学、中医学には「本治」と「標治」という概念があります。
「本治」とはその病態が起こっている原因そのものを改善させる治療、「標治」とは今起こっている症状を改善させる治療を意味します。
「食は薬なり」という言葉がありますが、食事は、まさに本治が出来るものです。
逆をとれば、食事によって、病気になる。
近年、悪化の一途を辿っているように思える気象、疫病の発生、また、それら乱れに並行するように不安定な人間環境から発生するストレス…
大きくをみて、今後は確実に、検査の数字には現れない、内科の症状が増えていくと思っています。
それを治すための知識と技術を、東洋医学・中医学と分子栄養学から身につけ、患者様の力になりたいと思っております。