「冷えは万病のもと」
きっと、誰もが一度は耳にしたことがあるのでないでしょうか。
その理由にあげられるのが、免疫力のこと。
体温が1℃下がると、免疫力は、30%下がると言われています。
より、体温が低い、冷えがあるということは、風邪などの感染症にかかりやすいということになります。
現代医学において、免疫力が高い状態、理想的な体温は36.5~37℃とされています。
日常生活において、低体温、冷えの原因として考えられることは
・運動不足などによる筋肉量の低下
・ストレスによる血管の収縮による血行不良
・冷飲冷食、糖質など、体を冷やすものの摂りすぎ など
東洋医学・中医学では、冷え、を重要視しています。お灸を使うのもその理由です。
身体のどこが冷えているのかで、どこの失調かを診ます。
・頚から上背部:肺
・腹部:脾胃(胃腸)
・腰から下半身:腎
・腰から下や四肢末端:血瘀(血液循環障害)
冷えの場所に応じて、それ合わせた処方をします。
熱量の根本は、気です。
気の量が足りない、気の巡りが悪い、それらにより冷えが生じます。
食事はしっかり摂れていますか?睡眠は充分ですか?
頑張り過ぎていませんか?、気を遣い過ぎてはいませんか?ストレスを溜め込んではいませんか?
暦では、小寒を過ぎ、節分までは、寒の入り。
寒さのピークになりますね。
お灸の力で、寒さ、冷え対策をしっかりとして、暖かな春を迎えましょう!
付録(*^-^*)
【補陽~身体を温める食材】
・にら・ねぎ・らっきょう・海老・まぐろ・鹿肉など
【活血~血液循環を促す食材】
・黒豆・納豆・カカオ・オクラ・菊花・玉ねぎ・菜の花・ブルーベリー・鰯・ししゃも・甘酒など