先日から寝違えの症状でお越しいただく患者様が連日続いております。
寝違えは、今の時季に多いのです。それは、朝方の気温の低さが影響すると東洋医学、中国医学的には考えられます。
より、治療においては鍼にお灸を合わせて行います。
また、気温など外的要因を受けやすい状態というのは、気虚(気の不足)があると考えられます。
日頃からの身体的疲労、精神的疲労などから気の不足があり、抵抗力が落ちていた状態です。
寝違えの症状は、一度の治療で治ることが多いですが、痛みが取れた後にはゆっくりと休養、休息をとるようにしてください。
この寝違えの考え方は、この時期のぎっくり腰の考え方にも繋がります。
どのような痛みもそうですが、痛みだけでなく、痛みを負った以前の心身の状態も考えてみてください。