17(水)は臨時休診をいただき、ご縁をいただいている、日色先生(日色鍼灸院・横横浜中華街 http://hiiroitcm.com/)の講座に参加してきました。
お題は「中医婦人科学と養生」
東洋医学、中国医学には「治三分 養生七分」という言葉があります。
鍼灸師がどんなにベストな治療をしても、患者様の食事、睡眠、嗜好品などに病や痛みの原因があった場合、それらに改善がなければ、治るものも治りません。またはスピードが遅くなります。
治癒に至るまでには、70%の割合で養生が必要であるのです。
「怪我、病気は、自分のせい」という言葉もありますが、生活の中の悪しき習慣が原因となっていることは確かだと日々の臨床で実感があります。
では、どれが悪しき習慣なのか?それはなかなか分かるものではありません。
自分が一番見えないものですよね…。
東洋医学は人を診る医学。
患者様の体質、気質までも診ます。
当院では、感じ得た患者様の体質、気質をお伝えし、生活習慣改善のアドバイスをさせていただいております。
ご自身を知っていただくことは、病や痛みの改善には欠かせないことです。
患者様と施術者が一緒になって治癒へ歩んでいくのが東洋医学です。
まずは、その痛みや辛さを聞かせてください。