『心は血脈を主る』中医学の言葉です。
心が血を全身の隅々まで行き渡らせることにより、組織や器官が栄養を受けることが出来る。
『心は喜を主る』中医学では、臓腑それぞれに感情を持つという概念があるが、心が持つ感情は、喜、である。
つまり、心が喜を感じていることで、血液循環が善く、全身が栄養され、健やかであるということになる。
「笑えていますか?」
一説では、日本人成人の1日あたりの笑顔の時間は約15〜118分程度、平均笑顔回数は約15回だそだ。性差では、男性が平均75.6分、女性は平均161.1分。また、年齢によっても違いがあり、小学生が、平均約300回、50代では、平均7~10回程度とのことだ。
(大人、こんなにも笑っていないのか…)
荷物が増えていくことで、その重さから顔を固くしていくのかもしれませんね。
笑顔は、健康に深く関わる。
感情の基礎となる、「幸せホルモン」のセロトニンを分泌し、脳を活性化する。それにより、自律神経が調整され、免疫力向上、血圧低下、便秘改善、糖尿病予防、認知症予防に繋がる。
それらは、作り笑顔でも同様の効果が期待できるため、嘘でも笑っている方が良いらしい😃
気血は、有ること、巡っていることで善しとする。
笑顔は、気血の巡りを促し、心身を緩める。巡りが良ければ、痛みは消える。
「許す」の語源は、「緩ます」だそうだ。
他を、そして自を許し、自身を緩ませることが、健康な人生を送れることになるのかもしれない。

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