寒くなりました。急過ぎて、身体が付いていけず、疲労を感じている方は、少なくないと思います。気温の変化に対応した、自律神経の疲労ですね。
◯巡りを阻害
寒さ、中医学では「寒邪」といい、「収引性」収縮させる、がその性質。
より、寒くなると、気血水の巡りが悪くなり、コリや痛みなどを起こしやすい。肩コリが強くなり、ギックリ腰も増える時期です⚠️
血圧も上昇するので、高血圧の方は、特にご注意ください。
また、血液が届かないということは、各器官が栄養されないということ。より、機能低下を起こしやすい。
◯気の消耗
寒さに対抗するため、身体は熱を作ります。その際に、エネルギー=気を使う。より、気の不足になる。寒くなると、疲れやすくなる、眠気が強く又早く来る、免疫力が下がるというのは、その理由があるからですね。
◯冷えの場所
冷えている場所により、何処が機能低下を、起こしているのかが分かります。
・胸、肩甲骨の間:肺の機能低下
・お腹:脾胃=胃腸の機能低下
・下腹部、腰、足裏:腎=泌尿器・生殖器の機能低下、元気の不足
・手足末端=血の不足
◯温めよう
〜補陽の食材〜
にら、ねぎ、えび、鹿肉、クルミ、黒豆、黒ごま
〜補陽のツボ〜
・関元 ・命門 ・太渓
気は、作る、巡らせる、温める、防ぐ、留める、などの働きを持つ。より、寒さにより、気・陽気を失うことは、生きる、に障害を持つ。
より、冷えは万病の元、なのである。
年末に向け、気忙しくなり、気を消耗しますよね。大事にならないよう、気を補いながらいきましょうね。
尽力させていただきます🙂

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