梅雨、明けましたよね?夏本番となります。
日本の気候は東南アジアになった、とも言われますが、暑さに加えた湿度の高まりが、心身にダメージを与えますよね💦
汗をかきやすい時期になる。基本として、汗は出た方がいい。しかし、出過ぎも良くない。脱水を生むだけでなく、貧血も作るからだ。
東洋医学では、「汗血同源」という。血(けつ)は、身体だけでなく、心・精神の栄養と考えている。
○心の液は、汗
心の働きが安定していれば、程よく汗をかく。異常があれば、多汗、手汗、寝汗などの異常発汗が起きる
○心は血脈を主る
心は宗気とともに、血を全身へ行きわたせる。
より、働きが衰えると、動悸、息切れ、弱々しい声、血液循環が悪くなる
○心は神明を主る
神とは、感情、思考、意識、判断など全ての精神的な働きをさす。働きが充実していれば、それらは活発であるが、異常があれば、不安感、不眠、夢をよく見る、驚きやすいなどが現る
○心は喜を主る
一番最良の感情は、喜。喜を感じ得ていることで、精神は安定し、無理のない行動が出来る。得られていない、または過剰に得ていると、精神不安定となり、過剰行動または不動状態になる
「心ー神ー喜ー血ー汗」
これからの時期は、汗のかき過ぎにも注意してください。特に、貧血、疲れ、睡眠不足を感じている方は。過ぎれば、熱中症、循環器疾患、脳卒中、精神不安定となりやすい。
また、血を補うことも必要です。より、血を造る器官である、胃腸を冷やさないことが必要です。白砂糖、小麦粉、油物、乳製品、アルコール、ストレスを溜めることなどは、胃腸を冷やす原因となります。お腹、温めましょ😊
【補血の食材】
黒豆、黒ゴマ、動物のレバー、カツオ、穴子、蛸、鰻、ひじき、ほうれん草、プルーン、レーズン、いちじく、棗、クコ
【補血のツボ】
三陰交
長い夏のはじまり。ここで心身を養生出来ないと、秋冬に風邪を引く、冷えが強くなる、気鬱になる。
「内(内臓)は冷やさず、外(頭)冷やせ」で夏を乗り切りましょう!

尽力させていただきます😃✨